最近、宗教に関連したニュースをよく見かける。
僕自身は、特段に何かしらの宗教を強く信仰している訳ではない。
信仰する人間と信仰しない人間、お互いに節度と適度な距離感を持って接していきたいものだ。
とはいえ、信仰することによって何らかのメリットが受けられるのであれば、最大限のメリットを得たいと考えるのは人の常。僕も欲しい。
今回はお参り界隈?では「最強のチート技」ともいわれている「四万六千日」についてご紹介する。
四万六千日(しまんろくせんにち)ってなんだ?
(以下、主に東京都台東区の「浅草寺」の事例について紹介しています。)
四万六千日(しまんろくせんにち)とは仏教における「縁日」1の中でも、最強のチート性能を持った特別な縁日2である。
この日にお参りをすると、なんと46,000日お参りした分のご利益があるとされている。3
実に効率がよろしい。
「46,000日」を年に換算すると、実に126年以上。
もはや、一生仏さまとのご縁が切れることはない。4
特に有名なものは、東京都台東区の浅草寺(せんそうじ)の本尊である観世音菩薩(かんぜおんぼさつ、通称「観音さま」)の四万六千日とそれにともなう催し。
現在では7月の9日と10日がその日とされており、毎年多くのチーターたちで賑わっている。5
現在ではこの日に合わせて「ほおずき市」が立ち、参拝者や行き交う人の目を楽しませてくれている。
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浅草寺にログインするのなら、四万六千日を逃す手はないよ。
† 脚注 †
- 元々は「神仏に関して縁(ゆかり)がある日」という意味。
- 室町時代末期には「功徳日」とよばれる新たな縁日が追加された。この日に参詣すれば、100日分(百日功徳)や1000日分(千日功徳)のご利益が得られるというもの。
- 元々は「1000日分の功徳が得られる(つまり千日功徳)」とされていたが、享保年間(1716~36)には「4万6000日分の功徳が得られる」とされるようになり、「四万六千日」とよばれるようになった。
- 46,000日という数字の由来については「米の一升が米粒46,000粒にあたるため一升と一生をかけたもの」ともいわれているが、定かではない。
- 元々は7月10日のみが四万六千日とされていたが、一番乗りを目論んで前日から参拝する者が多かったため、7月9日も四万六千日とされるようになった。
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