上下をひっくり返すと別の文字に変わる! 漢字の「アンビグラム」の深い世界とは?

最近ネット上で、とあるツイートが話題になっている。

左のポスターには「挑戦」、右のポスターには「勝利」と書かれているように見える。

実はこの2つのポスター、「上下をひっくり返しただけ」なのだ。

ambigram

このポスターの上下をひっくり返すと・・・

 

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こうなる。

お分かりになっただろうか?

 

作者である野村一晟(ノムライッセイ)氏のツイートが視覚的に分かりやすかったので、そちらも下にご紹介しておく。

1番左の「挑戦」というポスターをひっくり返すと、2番目の「勝利」というポスターになる。

さらに3番目の「最強」というポスターをひっくり返すと、4番目の「戦場」というポスターになる。

これらは「アンビグラム(ambigram)」と呼ばれる作品の一種で、漢字だけではなくひらがなやカタカナ、アルファベットを用いたものもある。(むしろアルファベットのものの方が一般的なのだろうか。)

アンビグラムの歴史

世界的にみても、アンビグラムというものの歴史は意外と浅い。

アンビグラムの名手ジョン・ラングドンによると、アンビグラムはラングドンとスコット・キムが1970年代に別々に進化、発展させたという。

アンビグラム - Wikipedia

わずかここ50年くらいで発展したものといえるだろうか。

特に日本語のアンビグラムは、アルファベットを用いたものよりも作るのが難しいとされてきたようだ。

しかし野村氏の才能と努力の成果か、ここ数年で彼の作品はネットやテレビなどでも多く取り上げられるようになってきた。

 

僕が最初に野村氏の名前を知ったのは、この作品だ。
『陽』という文字の影が『陰』になっているというもの。

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https://1chan.jimdo.com/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E9%9B%86/

漢字のアンビグラムは作るのは難しいのかもしれないが、「文字自体が意味を持っている」ために、良く出来た作品を見た時の感動は格別なものがあるように思う。

野村氏のますますの活躍に期待したい。

 

コメント

  1. tomorroad より:

    『陽』という文字の影が『陰』になっているというもの。は下記の先例があります。
    作家も別の方です。
    ttp://ambigram-lab.tumblr.com/post/147087994041/